沖縄女子ゴルフ選手権終了後、熊本でのゴルフ大会に出場できるとの連絡をもらいました。

コーチから「出る？」と聞かれ、即答で「出ます」というので交通費云々の話は何もいえません。

まあ、今回の試合はそれなりに結果を出せたので、自分の中で辞めるのどうのという話はなくなったのでしょう。

さて、来週月曜日には新人戦、来月末には熊本の試合と続くので、ラウンド技術の更なる向上のためにもミスの検証をしておかなければなりません。

２日間でパーが取れなかった回数は、初日２ホール、２日目６ホールです。

ミスの内容はこんな感じです。

＜初日＞

①　ティグランドやグリーンフラッグは揺れていないが上空で左から右に強い風が吹くパー３で、風を見ずに打ち、１０ｙｄ流されて絶対に入れてはいけないバンカーに入れ、バンカーから出すだけのあと、寄らず入らずのダボ

②　打ち下ろし右ドッグレックのパー５。ティショットがレーキに当たり谷底へ。脱出に当たりフェアウェイまでの距離を測らず、反対側のラフへ。グリーンはバンカーに囲まれているのに無理をして狙ってバンカーへイン。バンカーで緩んで出すのに３打。意気消沈の３パットで＋４。

＜２日目＞

①　スタートホール、ティショットはスライスして右ラフへ。つま先上り、目の前は木、ライはへこんで悪い、打ち上げかつバンカー越えという厳しさ全開のセカンドで無理をしてピンを狙ってドダフりで目の前のバンカーへ。バンカーからはピンは狙えず、脱出するときフェアウェイまでの距離を測らず、反対側のラフへ。ラフでくぐってグリーンに乗せるだけ。２パットのダボ。

②　意気消沈の２番ホールはティーショットがフックして左ラフ。昨日の反省を生かして番手をあげ、フックを計算して打つもグリーン右のピン奥（下り）へ。左下がりのライから砲台グリーンへうまく打つもスピンでは止まらず大オーバー。２パットのボギー。

③　テンション最低の３番ホール。超打ち上げのホールで３Ｗティショット。セカンドをピン奥（下り）まで打ってしまい、２番ホールと同じ展開でボギー。

④　もはや無表情の４番ホール。ティショットは右ラフ。つま先上り、左下がり、打ち下ろしのライからなぜか番手を挙げてＵ２４で打ち、超フックしてピン左奥（下り）へ。またしても止まらず、２パットボギー。

⑤　５番、６番でパーを取り落ち着いた７番ホール。左上がりのラフからのウェッジショットでグリーン左のピンを狙い、ピン左奥（下り）へこぼれる。アプローチはまたしても止まらず２パットボギー。

⑥　８番、バウンスバックのバーディ、９番奥に打ったけどグリーンには乗ったのでギリギリパーのあとの１０番。ティショットはカート道にはねて右ラフへ。少し反省してバンカー越えを狙わず花道を狙うも乗っただけ。３パットボギー。

⑦　７ホールパーを重ねたあとの最終ホール。ワンオーバーであがりたいという欲から無理をしてグリーンを狙い、木にぶち当てる。３打目でわりと寄せるもパッと決まらずボギー。

これがスコアに直結したミスの全貌です。

分析すると、マネジメントのミスが１１回、技術的なミスが４回です。

マネジメントのミスの内容を分析しましょう！

・ピンやティグランドだけ見て上空の風を見ない

・脱出時にフェアウェイに確実に出す準備をしない

・ライや状況を見極めずに無理をして狙う

・下りのアプローチを残すようなところへ打つ

風の問題は説明するとして、それ以外は意識すれば簡単に回避できることです。

すぐに結果を求めて、苦手な状況を徹底的に避けて、自分の得意な状況で「次の一打」を打とうという意識が足りないのだと思います。

２日間の試合で寄せワンを１３回決めています。

奥から以外であればグリーン周りでの寄せワン率はかなり高い、つまり、これがＫＡＮＡの強みです。

一方でバンカーに入れたり、グリーン奥にこぼしたときはかなりの確率でボギーを打っています。

フェアウェイをキープし、セカンドはオンしなくても最低でも奥以外のグリーン周りに放り込むという意識を持てば、パーを取ることは簡単になります。

アプローチの実力を自分で評価すれば、セカンドで無理をしようという気持ちも徐々になくなるはずです。

技術的な問題としては「砂が柔らかいバンカー」と「ラフ」ということになります。

こうやって分析すると、１ラウンドにつき３~４打は簡単に削れる気がします。

練習